平成25年7月 上町台地マイルドHOPEゾーン協議会 まちづくり提案事業・調査研究事業審査委員会
このたび、上町台地マイルドHOPEゾーン協議会事業の一環として、「まちづくり提案事業・調査研究事業」の募集を6月6日〜7月5日に行ったところ、まちづくり提案事業5件、調査研究事業1件、合計6 件の応募がありました。今年度は事業実施期間が例年より短くなった関係もあり、応募数が少なかったことは残念ですが、ご応募いただいた案はいずれも意欲的な内容で、両事業に対する応募者各位の熱意を感じることができました。応募いただいた皆様に対し、深く敬意を表します。 本審査委員会では、1次の書類審査を経て、6件すべての応募提案について、個別ヒアリングによる2次審査を実施し、「事業目的」、「公益性」、「実現性・発展性」、「先駆性」、「地域への貢献性や波及効果」、「持続性・継続性・熱意」などの観点から総合的に評価を行い、慎重な審議のうえ、応募のあった事業のすべてを、実施事業として選定しました。 今回選定されたまちづくり提案事業は、各団体がこれまで行ってきたまちづくり活動を基礎としながら、新たな視点での活動を発展させることにより、上町台地の魅力をさらに見出し、発信する内容といえます。子供を対象とした事業の充実とともに、歴史や文学といった上町台地の文化的資産を顕在化させ、顕彰する事業の深化が確認できました。 また、調査研究事業については、ソーシャルインクルージョンに取り組む市民団体の活動に着目した点が、住むまちとしての上町台地のポテンシャルを解明するものとして評価されました。上町台地の新たな魅力の発見へとつながることが期待されます。 事業実施額については、応募者の申請通りの配分となっておりますが、各団体・研究者におかれては、より一層の創意工夫のうえ事業を進めていただきたいと思います。 最後に、事業の実施にあたりましては、地域や会員の皆様方とより一層連携・協働し、上町台地の居住地魅力の向上や魅力情報の発信に積極的に取り組んでいただくよう、また、学術的に意義深い研究となるよう、努力していただくことをお願いいたします。
平成25年度「まちづくり提案事業・調査研究事業審査委員会」委員名簿