上町台地マイルドHOPEゾーン協議会
「まちづくり提案事業」選定事業の概要 |
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団体名 |
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應典院寺町倶楽部 |
代表者名 |
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西島 宏 |
事業のテーマ・タイトル |
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多世代を結ぶ<表現の学び舎>デザイン・プロジェクト〜異界との遭遇〜 |
主旨 |
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かねてより当会では、作家(アーティスト)と市民の創造性を通じて、人間関係の編み直し、すなわちコミュニティ・デザインに取り組んできました。しかし、それらの活動では、大人がこどもを活動の対象に据えてしまうことで、次代の担い手たちの主体性を駆り立てることを逆に阻害する場面を垣間見てきました。文教地区として知られる上町台地ですが、昨今の教育改革の流れの中では、集団よりも個に関心が向きつつも、実際のところは同世代の閉じた世界の競争的な環境において、各々の個性よりも集団としての同質性が強く求められがちです。そこで、いにしえの時代より、生老病死のライフステージを見つめてきたお寺で、日常から逸脱した「非日常」ではなく、日常を見つめ直し、新たな社会を創りだすチカラを得るために、「異日常」の場に身を置くという創造的な環境を生むことで、自らの苦しみを共に見つめ、抱え込まないようにする、いわば「表現の学び舎」づくりに取り組み、今後のまちづくりに生かしていくことを提案します。 |
内容 |
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「表現の学び舎」とはあくまで比喩的に用いたものであり、具体的には「ハード」(空間)よりも「ソフト」(内容)を、「ソフト」(内容)よりも「ハート」や「ソウル」(人・精神性)を大切にする場づくりに取り組みます。まずは夏休みの終わりに、隣接した幼稚園や大学等の他教育機関との連携のもと、上町台地にある幼稚園・保育園・小学校の子どもを主な対象者とし、広範な領域のアーティストと子どもたちが身体、音楽、絵画造形、言葉などの表現手段を使用した、数多くの体験学習のプログラムを行います。そして、その場の運営に担った人々と共に企画を進め、オープン台地の開催時期を射程に入れ、自らの生き方とまちとの接点を探るための共同制作のワークショップなどを多角的に展開します。また、その間にも、表現の「型」を探る各種の実践者に学ぶべく、相互訪問や交流・批評の場を設けることにいたします。 |
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団体名 |
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直木三十五記念館 |
代表者名 |
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小辻 昌平 |
事業のテーマ・タイトル |
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文学歴史のまち上町台地の魅力まるかじりガイドブックをつくろう |
主旨 |
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上町台地は文学歴史の宝庫であり、全国的にみても素晴らしいストックを有する地域でありと考える。そのためここ数年は様々なまち歩きが開催されてそのストックを活かす試みがなされている。まち歩きはそれなりに魅力はあるが時間的物理的制限があるためにそれを補完するまち歩き用のガイドブックを作成する |
内容 |
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上町台地に点在する文学スポット(たとえば織田や直木、梶井などの近代文学縁の場所、落語、浄瑠璃、歌舞伎の舞台になった場所、映画のロケ地など)を網羅すガイドブックを作成
単に冊子作りをするのではなく、参加型にワークショップで内容を充実させる。写真や文書についても広くボランティアでの参加を募り、参加型で冊子作成する。
なお完成報告会を実施しアウトリーチする。 |
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